ガイサポート (JCC-900H)

部材   JCC900H型のガイサポート部分です.各支柱同士はトラス構造により繋がれています.径が大きいので接続に真鍮半田付けを採用しました.しかし全てを真鍮で作ると重くなります.
  そこで半田付け部分だけに真鍮を使い,その他の部分はアルミで作ることにしました.重量は全部を真鍮で作った場合の半分で済みます.

  まずは各素材を必要な長さに切断します.

圧入   真鍮パイプは外径15mm,内径14mmです.アルミパイプは外径15mm,内径13mmです.アルミパイプの端の部分を旋盤で0.5mmだけ剥いて,真鍮パイプ内に圧入します.精度良く剥かないと入らなかったり,逆にスカスカになってしまいます.
  圧入方によって繋げることにより,ネジ穴を開ける手間が省けます.またアルミと真鍮という異種金属同士の接合に頭を悩ます必要もありません.

  これは前部支柱の部分です.ここに上記サイズのアルミパイプが接続されます.

根元圧入   前部支柱,中間支柱の根元には,旋回体と接続するための部品が圧入されます.
  この部品は中実丸棒をテーパー加工してから,平らに切削し,ピン用の穴を開けるという工程で作りました.あまり目立たない部品ですが,2機分で8個作ったので時間がかかりました.

斜材   ガイサポート部のトラスを構成する部品です.2機分なので量があります.設計上長さが中途半端な物が多くなりましたが.0.1mmまでは正確に切り出しました.

斜材面取り   ガイサポート支柱はφ15mmですが,トラス部はφ5mmとφ8mmのパイプで作ります.単純に切ったパイプの切り口は垂直になっており,径の太いパイプに接続する際,かなりの隙間が開いてしまいます.半田付けをするとその隙間から半田がパイプ内部に流れ込んでしまい,余分な半田が必要になります
  そこでパイプの切断面を接続する角度に削った後,断面を曲線にしました.

固定   その結果,接続部に隙間が無くなり半田付けを効率良く進めることが出来ます.

ガ半田付け   まず中間支柱間のトラス部を半田付けした後,前部支柱との間の部分を半田付けします.いつものように実寸図面の上に直角ブロックを並べて部材を固定し,半田付けを進めました.

完成   半田付けが完了したガイサポート部です.実機と同じ部分で分割できるようにしました.接続にはパイプの内径と同じアルミ丸棒を差し込み,ネジで固定します.

組み上げ   組立てるとこのようになります.高さは260mm位です.


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