メインブーム起伏部(ベイル・ブライドル) (CT15000)

製作目標   今回製作するのは黄色線で囲いをした部分です.本体側をベイル,マスト側をブライドルと呼びます.シーブ枚数ですがベイルは16枚,ブライドルは18枚で極度のワイヤー地獄となっております.
  製作にあたり多少の変更を加えました.シーブ数をベイル14枚,ブライドル16枚と2枚ずつ減らしました.理由として幾つかの実機との違いがあります.まず製作上の都合でこれだけの枚数のシーブを格納するスペースを確保出来ません.第二にブームは軽量なため掛け数を稼ぐ必要が無ありません.また掛け数を減らしてワイヤー一本当たりの張力を上げないと弛んでしまい,終いには絡む恐れがあるからです.絡んだらえらいこったですよね.

素部品   右は切り出した主な部品です.
  左の二つがベイル,真ん中がブライドル,右がマストとブライドルを繋げる部品です.必要に応じて0.5〜2mm厚の黄銅板を使い分けてあります.

固定法   まずブライドルの製作過程を紹介します.
  小さい部品をアルミスペーサーで所定の間隔に配置し,ハタガネで固定します.穴にはφ5mmのシャフトを通します.シャフトが滑らかに抜き差し出来るように調整しながら固定します.こうすることで全ての穴の中心が一直線に並び,シーブの取り付けを容易にします.

第一段階クリア   下側に板を取り付けました.

第二段階クリア   同様にシャフトを通して固定してから次の部品を接合します.右側がマストに繋がる部分です.

ブライドル完成   外側にも同じように部品を取り付けます.図のように5つの部分に分割されています.シーブ数はそれぞれ外側が3枚,次が3枚,真ん中に4枚配置する予定です.

ベイル製作開始   アルミ角パイプを使って垂直に部品を固定します.下の板には予め線を引いてあり,それに合うように位置を決めます.

弱い〜   接合終わりました.穴が開いている部品は厚さ1mmですが,くっついている面積がほんの少しなので弱い力で簡単に取れてしまいます.さっさと次の工程へ...

一番大変   ハイガントリ部と接続する部品を取り付けます.φ5mmとφ7mmの二本のシャフトを通して位置決めをします.左右の板が平行になっていないと,シャフトのどちらかがスムースに動きません.一番時間がかかった工程でした.

完成間近   反対側の部品も接合します.シャフトが作業の邪魔になるので,位置決めをした状態で,別の棒をはんだ付けして抜き取ります.この棒は作業が終わったら取り外します.

ベイル完成   一応の完成です.こちらは4分割されており,外側2枚,内側5枚シーブを配置します.


今回はここまで.
これからシーブカバーを取り付け,シーブを作れば出来上がり〜.
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